2011年12月17日

圧倒的大差、それを埋めるのは“個”ではアジアでは困難‥バルセロナ(4)vs(0)アルサッド‥クラブワールドカップ準決勝

アルサッドはただのアジア王者ではない。
前線にニアン・ケイタとヨーロッパのクラブでも十分通用する戦力を有し、サイドにもベルハジ、最終ラインには日本でもおなじみイジョンスを抱える国際色豊かなチームである。
個の力においてはおそらくアジアで望むべく最高峰の戦力を整えたチームだったんじゃないか。

それに対するはバルサ。
ビクトールバルデス・プジョル・マスチェラーノ・アビダル・アドリアーノコレイア・ケイタ・チアゴ・イニエスタ・ペドロ・メッシ・ビジャという布陣で臨んだ試合となった。
お休みはブスケッツ・ピケ・シャビ・ダニーアウベスといったところか。

最初343で臨んだバルサロナだったが、すぐにシステムを433に変更した。
433とはいっても左のアビダル。右のコレイアがともに高い位置を取っていたけれども。
その要因はアルサッドの戦い方。
ニアンとケイタの2トップかと思っていたが、ベルハジを左の大外に置いた5バック、さらにその前にケイタを右に配したフラットな4センター、そして前線にニアン一人を残すという布陣で、3枚後ろに残しておく必要もなかったから。

アルサッドは後ろの5人がエリアを、そしてその前の4人でその前のスペースを徹底して埋めてきた。人にはつかずスペースを埋めることだけに注力していた。
これが功を奏し、バルサは一人抜いてシュートを撃とうにも必ずブロックが作られ、そしてスルーパスを通そうにも、どんなに動いたってスペースができないためそれもできないという、ボールを持ちながら、形を作ることができないまま時間が過ぎて行った。
アルサッドもこういう流れの中からボールを奪った際に縦のニアンかサイドのケイタに当てられたら面白かったが‥‥
バルサは最後までそれを許すことはなかった。
そして両者決め手がないなかで、意外な形で意外な選手がゴールを決めて試合を動かした。

25分、ベルハジがGKにバックパス、この処理がもたついているところにアドリアーノコレイアが飛び込んだ。
そして豪快に蹴っ飛ばして先制に成功。
アルサッドとしては悔やまれる失点となった。

さらに43分、スペースを埋めた外側の選手で比較的フリーで動けたコレイアが飛び込んできてまたしても彼のショットがネットを揺らす。
これで2−0
アルサッドはどういう戦術に変えるかな‥‥
と思ったが、後半、541が5311に変わったくらい。
これでは‥‥

そしてバルサも次第にスペースがないのを嫌気がさしてきたか、まったく動かない試合となってしまう。
バルサの技術がパスをつなげてチャンスをもたらすが、何人もが動きながら連動する美しさはそこにはなく、足元足元のボールに絡む選手しか動かないサッカーをその後はしていて、よくいえば省エネサッカーになっていた。

そんな流れのなかでも、やはりマークがつかない選手がよくやったなという試合だった。
64分、ケイタがスルーパスをエリアの中で受けて3点目、そして81分、マクスウェルが左サイドから突破してニアを抜いて4点目。

前線の選手が点を取らずとも、中盤の前眼の選手がサボろうとも点を取って勝ったのがバルサだった。

さあ決勝。


サントスはこの試合を見て何を感じたか。
マスチェラーノとメッシのアルゼンチンコンビがあんまりよくないぞ‥くらいかな(マスチェラーノは出場する保証はないけれど)
そして守ってもだめだと思ってくれてたらうれしい。

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posted by S.ジェラード at 00:00| Comment(0) | 11/12その他リーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

クラシコ・レアル先制も‥レアルマドリード(1)vs(3)バルセロナ‥第16節リーガ

開始直後、ビクトールバルデスのパスミスからベンゼマがゴールを奪って幸先の良いスタートを切ったレアルマドリード。
ラサナ・ディアッラを中心とした中盤のハードワークでバルサを思うようにサッカーをさせないことに成功していたレアルマドリーだったが、最終的にはバルセロナの技術力が上回った試合だった。


30分、メッシの突破から縦に飛び出したサンチェスがボールを受けてショットをネットに突き刺して同点に成功する。サンチェスのシュートは見事だった。

53分サイドから崩して最後は中のシャビ。
ダイレクトで撃ったシュートはマルセロにあたり、コースが変わって、カシージャスも反応できないポストに当たってゴールへ吸い込まれていった。

そしてこの試合まったく仕事をしていなかったセスクが一度だけ見せた仕事。
66分、ダニーアウベスのクロスを合わせてネットを揺らした。

そのあと、レアルはカードを切って攻勢に出ようという意図だけは見せるものの、ピッチ上ではそういった感じを出すことはできずホイッスルに。
開始一分でのゴールもあったが‥‥
結局は去年と大差ないクラシコになってしまった。


posted by S.ジェラード at 12:30| Comment(0) | 11/12その他リーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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